マイナーチェンジ!新しいエルグランドが登場。

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車種が整理され、販売終了も相次ぐ中で、マイナーチェンジされること自体に意義があると思います。

日産 エルグランドがマイナーチェンジします。

 

 

確か東京オートサロンだったと思いますが、エルグランドのオーテック仕様が展示されて、それが近々市販化されると言われていましたが、まずはそれが実現して一安心。

 

…一安心なんですが、まさか全車グリルがこの形になるとは思いませんでしたねw

デザインは同社のセレナやライバル車のトヨタ アルファードのような最近流行りのタイプ(?)になりますが、それらと比べると高級車に相応しく結構上品に見えますね。

この点は予想外でしたが、良い意味でのサプライズだったと思います。

 

 

インテリアもインパネは大きく変わりましたね。

今までの日産車お馴染みのタイプから、今までは確かメーカーオプションだったナビを10インチ化し、それをメインにしています。

この変更に伴い、ナビ用のスイッチ類を簡略化し、エアコンのデザインを小変更して質感を高めたということでしょう。

個人的には旧ナビも好きでしたから少し複雑ですが、従来より新しさを感じるのは確かですから、これも良かったと思います。

 

 

安全装備の類も全車標準装備というのはありがたいですね。

プロパイロットが搭載されなかったのは残念ですが、全グレードでエルグランドが装備できる安全装備を全て標準装備したというのは、素晴らしいことだと思います。

 

 

そして一番の目玉は、冒頭でも少し触れましたが、オーテックの設定でしょう。

www.autech.co.jp

格好良いですよね。

専用エアロに専用シート。そしてインパネにはオーテックのエンブレム。

私が買うとしたら、恐らくオーテックを選ぶと思います。

 

 

その他細かな点としてはボディカラー。

ディープクリムゾンの追加と一部ボディカラーのカタログ落ちに留まっているように見えますが、実は全ての色がリニューアルされているみたいですね。

E52始まって以来のファントムブラックもここで消滅。

エルグランドの“黒”と言えば、E51の「ミスティックブラック」のイメージが未だにあります。見る角度によって色が変わるあの色。

あの色を特別仕様として復活してくれないかと、密かに思ってますw

 

 

エンジンはVQ35DEとQR25DEの2種類で継続の模様。

新しい第3のパワートレインが欲しいところですが、E53に向けて今は我慢時でしょうか。

ホイール、メーター類も変更なし。

言ってしまえば、E51時代の中期型から後期型へのマイナーチェンジ相当の変更ですから、これで妥当でしょう。

 

 

ただ、個人的に残念だったのは、標準グレードの削除。

主要諸元から、ハイウェイスター以外のグレードが無くなってしまったんですよね。

マニアックな市場だったのかもしれませんが、プレーンな顔のエルグランドは一定数需要はあると思いますから、これは残してほしかったですね。むしろ増やして欲しい位でした。

しかし、価格表はまだ発表されていないようですから、ビジネスグレードとして生存していることを期待しましょう。

 

 

これらを考慮すると、流石にアルファードヴェルファイアの牙城を崩すことは厳しいと思いますが、当分は今までよりは良い販売台数を維持できるのではと見ています。

とりわけE52ユーザーにとっては魅力的な存在でしょう。

特にオーテックが心に刺さった方も多いのではないでしょうか。

所謂オラオラ顔ブームが終焉し、落ち着きのある顔が好まれるようになれば、逆転の可能性は十分あるでしょう。

 

新しいエルグランドは明後日9月14日(月)に先行予約開始、この秋に販売開始だそうです。

これからの動向に改めて期待ですね。

 

 

本日はここまで。

 

それではまた!