全面進化!新型ノート発表。

お久しぶりです。

今シーズンのSUPER GTは大混戦ですから、最終戦を前に予想記事を書こうかなと考えています。

本当はRd.4終了時点で執筆する予定だったはずですが…w

 

さて今回は、今日発表されたばかりの新型日産ノートの話題です。型式はE13です。

恐らく既に他の記事である程度知っている方も多いでしょうから、ここでは適当に私の感想を述べていくことにします。

 

 

 

 

 

質感は大幅向上

まずは発表会の映像をご覧頂きましょう。


【中継】#新型ノート e-POWER発表会

外観は7月に発表されたアリアによく似たデザイン。

それだけに「アリアの弟分」という意見も散見されますが、個人的には「アリアが兄貴分」とする方がしっくり来ます。

アリアの質感の高さが、ノートでも感じられるのは見事だと思いますね。

 

もっと凄いのは内装で、シートそのものが見るからに良くなっていそうですし、メーター周りがディスプレイ化していて未来的。

大型ナビは最近のトレンドとも言えますから妥当だとしても、その下のエアコン周りからセンターコンソールまでのデザインが秀逸。

かなり出来が良いですよね。

操作性は気になるところですが、上下スライドでシフト操作を行うシフトレバーも、質感向上に一役買っています。

個人的に推したいのは、エアコンのデザインですね。

昔から存在するデザインではありますが、こういうのが私の好みだったりしますw

 

 

 

 

 

細かい改良が多い制御系

性能は当然上がっていますが、内容的には劇的な進化という訳ではないと思います。

それでも確実に良くなったと思えるのは、その改良のさせ方が良かったのでしょう。

と言っても、まだ試乗などで確認できていませんが…w

 

e-POWERは出力が若干向上しました。これはモデルチェンジ時によくある話です。

しかしながら、例えば路面状況によって発電タイミングを変えることで、少しでも発電時の音が気にならなくなる工夫が施されているのは、割と効いてくる改良だと思います。

小手先の技術という揶揄が聞こえたことも過去にはありましたが、その小手先がいかに重要かを教えてくれる良い例ですよね。

 

一方プロパイロットは、ノートには初搭載。但し単一車線のみの所謂1.0です。

ただ、1.0だからと言って、2016年にセレナに初搭載されたものと同一ではありません。新型車に載せられる度に、プロパイロットは進化を続けてきました。例えば、より滑らかな操作を行うような改良が施されてきています。

それが今回は、ナビとの連動により、コーナリング時に車速調整を行うようになったということです。これにより、より快適な走行を行ってくれるようになりました。

 

また、昨今採用する車種が増えてきている機能ですが、オートブレーキホールド機能もノートは新型のE13から採用されます。

単純にピークの性能で見るとそこまで進化していないのかもしれませんが、全体的に見渡してみると、かなり使いやすくなっている。

恐らくこの辺が、確実に良くなっていると思わせる所以なのでしょう。

 

 

 

 

 

内容は十分以上だが価格と広さは気になるポイント

これだけの進化をしていながら、価格が最量販グレードと見られるSで約203万円、上位グレードのXで約219万円は素晴らしいと思います。エントリー扱いのFが約205万円とSよりも高いのは気になりますが。

ただ、全車e-POWERであるが故に安くても200万円を超えてしまう点は気になってしまいます。

それなり、いやそれ以上の価値があることを分かっていても、ポンと200万円を出せる人が多いかどうか。

更にオプションを付ければ、300万円は超えそうです。

この数字を見てしまうと、きっともう少し安く買えるであろうガソリン車が欲しくなりますよね。

確かに、売れ筋はe-POWERでしょうから、それだけでも十分なのかもしれませんが。

 

また、最近の車はモデルチェンジの度に、主にグローバル化を理由にサイズを拡大する傾向にありますが、今回のE13は従来型とほぼ同じで、むしろ数十ミリ全長が短くなっています。珍しいんですよ。

様々な事情から小型車が好まれる日本を重視したと言える変化であり、またこれをもって日産が海外だけでなく再び日本へ意識を向けてきたとも言える変化です。

しかしながら、この若干の小型化によって、室内空間にどのような変化を与えているのか気になります。

ここは実際に車を見て確認したいですね。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

今後の日産を支えてくれる存在になるであろう新型ノート。

かなり期待できる1台であることは間違いないでしょう。

今後の動向に期待したいですね。

 

本日はここまで。

 

それではまた!