SWDCテスト走行!! アーケードレースゲーム界に刺客現る。

皆様明けましておめでとうございます。

実に半年ぶりの更新ということでw

今年こそはもっと投稿できるように頑張りますので、宜しくお願いしますw

 

さて、今回はアーケードレースゲームに関する特集です。

そのゲームは「SEGA World Drivers ChampionshipSWDC」です。

セガの新作レースゲームですね。


【SWDC】SEGA World Drivers Championship イメージムービー

SUPER GT公式の本格レースゲームとして、今年稼働予定とのことです。

噂では3月と言われているようですが、あくまでも噂ですので、参考程度でお願いします。

公式というだけありまして、ゲーム内では実際にSUPER GTに参戦している車種で走ることが出来ます。これが1番の売りと言っても過言ではないでしょう。

そして同時対戦可能人数は10人で、GT500とGT300の混走も再現。

また、実況はお馴染みのピエール北川さん。レース中の無線も一応再現されています。

このゲームは、昨年7月から現在まで3度に渡りロケテストが開催されています。

その3回全てに参加してきましたので、初期から現在までにどのような変化があったのかも触れていけたらと思います。

 

ロケテスト1回目 期待の新作登場

初回は確か7月末でしたね。

筐体は「頭文字D ARCADE STAGE Zero」をベースに、レーシングカーさながらのパドル付きステアリングとメーター系にしたもので、H型シフトはそのまま。ここでは便宜上I型と呼びます。

セガお得意の走行中にATとMTを自由に切り替えられるアドバンスドMTも健在。パドルシフト用に、ステアリングに付いているボタンでも切り替え可能でした。

使用可能車種はGT300が「Vivac 86 MC」、「TOYOTA PRIUS apr GT」、「SUBARU BRZ R&D SPORT」の3車種で、GT500が「LEXUS LC500」、「Nissan GT-R NISMO GT500」、「Honda NSX GT」の3車種の計6車種。GT500はいずれも所謂開発車両でした。

コースは3コース収録されていましたが、いずれも架空のコースで、実在するコースの収録はありませんでした。

メニュー画面では、「トライアウト」、「チーム変更」、「本戦」、「予選」、「練習」の項目がありましたが、この時はチーム変更と本戦のみ可能でした。

 

勿論、実際に走らせた訳ですが、挙動は同社の頭文字D アーケードステージシリーズや、バンダイナムコゲームス湾岸ミッドナイト マキシマムチューンシリーズと比べると、結構リアル志向でしたね。

レースシミュレーターと呼ばれるものと比べると、やはりゲーム性が強い訳ですが、現在主流のアーケードレースゲームにしては、リアル志向ですね。

バトルギアを想像して頂くと分かりやすいでしょうか。但し、バトルギアはドリフト方向だったのに対し、SWDCはグリップ方向です。

エンジン音も悪くはない印象ですが、BGMが聞こえづらい点と、無線のパターンが少なく、どうやら全チーム声が同じようで、そこは仕方ないと思いつつ、残念でありました。

先程無線を一応再現と表現したのは、このためです。

後、パドルシフトのストロークが極めて小さく、カチッと変速する感覚が乏しかった記憶があります。

また、コンピューターの動きが不安定で、急加速と急減速を繰り返すような場面もちらほら。ゴール直前に急加速されて抜かされる場面もありました。

そして、混走も楽しみにしていましたが、短い周回数では1周遅れにされる場面は無く、実現には至らず。

 

とは言っても、ゲームそのものの完成度は高く、この時点で本稼働が非常に楽しみでしたね。

 

 

ロケテスト2回目 H型シフトの消滅

2回目は9月開催。筐体はII型に。

特筆すべき点は、筐体からH型シフトが消滅したことでしょうか。

その一方、パドルシフトの方は操作感が良くなっていた気がします。

筐体に関しては一見地味ながら、確実に改良されていました。

 

一方、ゲーム内容は特に変化は無かったように思います。

使用可能車種は変わらず6車種で、コースも同じ3コース。

内容は試作段階としては元々悪くなかったですから、こんなものだろうと思いつつプレイしていましたね。

 

 

ロケテスト3回目 より実戦を意識した内容に

3回目は先月開催。筐体は変わらずII型。

筐体はこの仕様で確定かもしれないですね。

 

内容のほうは大きく変わりまして、まずは車種がGT300が先程のプリウス以外の2台に加え、「SYNTIUM LMcorsa RC F GT3」、「埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC」、「マッハ車検 86 MC」、「植毛GT-R」の6車種で、GT500が「WedsSport ADVAN LC500」、「フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R」、「MOTUL MUGEN NSX-GT」の3車種の計9車種。奇しくもGT500の車両は全てヨコハマタイヤ装着車となりました。

なお、使用可能車種はレベルによって異なる仕様になり、GT500はレベル25から「トライアウト」を行うことで使用可能になるようでしたが、今回は確認できませんでした。

モードは予選以外の全てが選択可能に。コースはレイアウト自体は変わらないものの、背景がガラッと変わって華やかに。

挙動にも変化が見られ、後輪が滑ると音が分かりやすく変化したり、減速でギアを下げ過ぎてオーバーレブすると曲がらない仕様になっていたりしました。

そしてチューニング機能も登場。レースの成績によってチームのレベルが上がり、その度にメカニックが増えて性能も上がる仕様になっていました。

また、GT500とGT300のスタート位置(?)が調整されたようで、レース中に両クラスが混走する場面も。

その他の点でも進化が見られました。

 

 

アーケードレースゲームに新たな選択肢

と、こんな風に出来が素晴らしい作品でした。

現在主流のレースゲームとは違う方向性で、楽しさも十分。

頭文字Dアーケードステージシリーズや湾岸ミッドナイト マキシマムチューンシリーズのどこまで迫れるか、気になるところですね。

このゲームは、後日元生が斬るでも扱う予定です。具体的には本稼働後かな?お楽しみに。

 

 

今日はこの位かな?

 

それではまた!